小指はアクセル、親指はブレーキ(9月28日)
9月28日(土)
○本日のトレーニング
場所:自宅+県庁前駐車場
①基礎自重トレーニング
内容
腕立て→バイシクルクランチ→バックエクステンション→ハーフスクワット→カーフレイズの順番でサーキット形式でローテーション。
約1ヶ月ぶりの筋力トレーニングだった為、負荷はそれほどかけずに全身をバランスよく動かす事に重点を置いた。走り込みは定期的に行えていたせいかそれほど筋力低下は感じなかった。(求めるレベルには足りないことはいうまでもない)
高い運動強度に耐えうるためには筋力の強化は必須であるので筋力トレーニングのスケジュールも確保しなくてはならないなあ、、、、
仕事で早朝から日付変更するぐらいまで働いている現状ではなかなか難しい状況だ。
②JOG(40分)
内容
7kmのショートJOG。
今回のポイントはタイトルにもあるように小指と親指の意識である。
古武術的身体操法に於いて小指と親指は各々アクセルとブレーキの役割なんだと先日の立ち読みで学ぶ(ケチらず買えばよかった...明日買いに行こう)
昔読んだ古武術の書籍の中では人間が素早く動くには身体の重心と姿勢に意識を置き、任意の方向に重心を崩しながら動くことが極意であると書いてあった。そのため足で地面を強く蹴ることはないそうだ。かの有名な宮本武蔵曰く、「薄氷を踏むが如く」足裏の接地は静かに行うものという記述も残されているとかいないとか。
古武術的な思想は大好きだし、取り立ててランナーとしての武器の無い俺としては呼吸法に続いて習得したい技術だと感じ、本日より実践することにした。
今までは拇指球に重心を置いてナンバの動きを行なっていたが正直効果は薄い印象であった。
今回のJOGから接地時に両足の小指に意識を置き、最後に足が離れる所で拇指球で蹴るイメージで走ってみると。。。。確かに今までより足のバタつきが軽減された印象、今までより軽く足が前に出る。そして薄氷を履む感じの接地の意味がよくわかっていなかったがこの接地なら実現できそうだ。しかし、走行中の上体の動きが難しい。上体の姿勢が崩れるとこの操法の効果は下がる。高速走行中でも骨盤を立ててその上に背骨が乗っている感覚を失わないように意識の振り分けも気にしていかなくてはならない。
③Wスプリント10本
ポイントはJOGと同じく小指と親指。あとはスピードとの両立。
やはり全力に近いスピードを出すと筋力優位の走りが抜けてない。骨格の持つ位置エネルギーと自身にかかる重力を有効活用した走りはなかなか難しい。しかし小指に意識を置くことで足の回転はしやすくなった印象を受けた。
明日のトラック練習でも意識して習得して行こう。